『ビワ』について

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【安芸津のビワの歴史】

【歴史】

安芸津のビワは、安永年間(1772~1781)に始まったと言われ、「茂木(もぎ)ビワ」が導入されたのは、明治38年(1905)三津の酒造業で軟水醸造の創始者三浦仙三郎の弟忠造氏が、病気療養のため長崎にとう留し、そのときビワの苗木を持ち帰って植えたのが始まりと言われています。昔はビワを運ぶ専用の『ビワ列車』が存在しており、現在でも中国地方随一の産地となっています。

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【ビワについての豆知識】 

 初夏の訪れを告げるビワですが、その花は植物の中でも珍しく11~2月に咲きます。古くからビワは体に良いものとされており、ビワの樹を植えると病人が増えるのでビワを庭に植えては駄目と言う言い伝えがありますが、実はビワの優れた薬効を求めて病人が集まってくるというのが真相のようです。

 その証拠にインドのお釈迦様の経典のひとつ「大般涅槃経」、中国の明時代に発行された「本草綱目」の中にも、大変優れた薬効があると伝えられています。

【ビワの特長】

【葉・種に含まれる成分】 

アミグダリン 抗ガン作用、鎮痛作用

タンニン  腸内整腸作用、抗酸化作用

サポニン  抗炎症作用、抗菌作用、

       抗アレルギー作用

クエン酸  疲労回復、食欲増進、肝臓病予防

ブドウ糖  エネルギー補給、疲労回復、

       動脈硬化予防

            ※種は葉の1000倍含有


【優れたアミグダリン(ビタミンB17)の働き】

〇美肌効果・・・・・解毒作用で新陳代謝が促進。

〇ダイエット効果・・利尿作用でむくみをとる。

〇がん予防効果・・・アミグダリンの働きで予防。

〇糖尿病予防効果・高血圧改善効果・アレルギー改善効果・胃腸病予防効果・肝臓病の予防改善効果   

 

≪その他期待される効果≫  

 ・疲労回復 ・食欲増進・下痢止め・湿疹

 ・あせも  ・咳止め ・ぜんそく・むくみ

 ・腰痛改善 ・糖尿病 ・利尿

    ※絶対の効果を保証するものではありません

【果実の栄養成分】

◎カロテンの「βクリプトキサンチン」が多い

⇒高血圧の予防・がん予防やアンチエイジング効果

◎ポリフェノールの「クロロゲン酸」を含有。

⇒がん予防やウイルス疾病予防(インフルエンザ予防)に効果がある。